発売当時の思い出と共に語る、
『私が勝手に選ぶ、車名別・歴代カッコいいモデル選手権』
今回は<ニッサン・シルビア/ガゼール/180SX>
カッコいいモデルベスト3の発表です。

第1位…<S15・シルビア 2ドアクーペ>
発売開始時期;1999年1月
デザインが不評だった3ナンバーボディの前モデル(S14)から、
引き締まった5ナンバーボディに戻し、カッコ良さを見事に取り戻したS15。
低くウエッジシェイプの効いたデザイン。
とても5ナンバーボディとは思えないくらい強調されたフェンダーライン。
秀逸すぎます。
※ S15の全高1,285mmは、S13よりも5mm低い
ただ、排ガス規制の影響もあり、丸4年経たない2002年11月で販売終了。
あまりにも短命でした。
最後に…、
ダッシュボート中央上部のエアコン吹き出し口について…。
丸形の3連形状って、フェアレディZの3連メーターのオマージュかよ。
せっかくなら吹き出し口じゃなくて、正々堂々と3連メーターにしてよ。
と、正直思いました。
第2位…<S13・180SX 3ドアハッチバック(後期型)>
発売開始時期;1989年4月

最初からFF(前輪駆動)のプレリュード。
走り屋のお兄さん達に惜しまれつつFF化してしまった
T160・セリカ/コロナクーペ、AE92・レビン/トレノ。
そんなライバルメーカーのFF化の波に敢然と立ち向かうように
FR(後輪駆動)のまま発売して爆発的に売れたS13・シルビア。
そんな兄弟車のS13・シルビアに比べて、
フロントが鋭く見えるリトラクタブルヘッドライト。
リヤがなだらかに傾斜するハッチバックゲート。
と、よりスポーティに見えるのが180SXのデザイン。
ちなみに、180SXは2回のマイナーチェンジで3種類の顔を持つワケですが、
マイナーチェンジする度に精悍な顔つきになっていきます。
前期型 1989年4月発売
1988年5月発売のS14・シルビアから1年遅れて登場。
搭載エンジンはターボ仕様のCA18DETの一択。
おしゃれな2ドアクーペスタイルのシルビアと、
より過激なスポーツカーを意識した180SX。
この差別化されたデザインで人気を二分する。
中期型 1991年1月発売
搭載エンジン換装(CA18DET → SR20DET)でパワーアップ。
後期型 1996年8月発売
ノンターボ(SR20DE)車を追加ラインナップ。
S13型のシルビアは1993年にS14型にフルモデルチェンジしますが、
S14型の膨らんだデザインが不評で、180SXが売れ続けました。
※ 膨らんだデザインが不評なのは同時期のR33・スカイラインと同じです。
そして、シルビアの倍の期間、約10年間販売した180SXも、
1999年1月で遂に終了。
後継モデルは超ぉカッコいいS15・シルビアに統一されます。
第3位…<S110・シルビア/ガゼール 2ドアハードトップ>
発売開始時期;1979年3月
角目4灯のヘッドライトがカッコいい!
ちなみに、角目4灯と言うと…、
トヨタのカリーナ 4ドアセダン(A60型)や、
クレスタ 4ドアセダン(X70型)のフロントフェイスも好き。
あと、間延びした感じのする3ドアハッチバックより、
硬派な感じのする2ドアハードトップのデザインの方が好みです。
さて、シルビアの人気、不人気はそのデザインに左右されます。
ちなみに…、
人気なS110、S13、S15
不人気なS12、S14
と、交互に人気、不人気を繰り返すのは単なる偶然か?

S12・シルビアは『白い稲妻』と称し、白色をイメージカラーにして
爽やかなイメージをアピールしていました。
しかし、<FJ20ET>エンジンを無理やり搭載するため、
ボンネットをパワーバルジ風にして段差を付けたり、
リトラクタブルヘッドライトにしては分厚いフロントマスクで、
武骨な感じが漂うデザインでした。
大ヒットしたS13・シルビアは、
他社スポーツカーがFF化する中で、あえてFRを継続して1988年に登場。
『やっぱスポーツカーはFRじゃないとネ!』
って言う考え方と、アートフォースと称される美しいデザイン。
更には手ごろな価格もウケて大ヒット。
この頃のニッサン車は…、
U12・ブルーバード(1987年登場)、R32・スカイライン(1989年登場)、
Z32・フェアレディZ(1989年登場) 等、
スマートでスタイリッシュなデザインのクルマが続々と登場しました。
そう、ニッサン車が一番輝いていた時代!
S14・シルビアは1989年の自動車税区分変更で3ナンバーボディを採用。
ただ、フェンダーの膨らみとかのメリハリが無く、単純に膨らんだだけのデザイン。
マイナーチェンジでフロントマスクを角々(カクカク)した鋭い感じにしましたが、
あまりにも違和感が有りすぎました。
※ 当時、各メーカー2.0リッター以下のクルマの
3ナンバー(車幅1,701mm以上)化が促進していました。
S15・シルビアは前モデルの反省からデザインを見直し、
『これぞ、みんなが待っていたシルビア』って言うクルマになりました。
しかし、スポーツカーの売れ行きが減少する中で登場したのが不運でした。
そして、シルビアはS15で終了。
復活を希望する声はあるものの、厳しい会社の現状もあり、
未だ実現しておりません。
