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発売当時の思い出と共に語る、 『私が勝手に選ぶ、車名別・歴代カッコいいモデル選手権』

『歴代カッコいいモデル選手権 <MR2/MR-S>編』

発売当時の思い出と共に語る、
『私が勝手に選ぶ、車名別・歴代カッコいいモデル選手権』
今回は<トヨタ・MR2/MR-S>です。


私が選んだ<MR2/MR-S>カッコいいモデルNo.1は…、
<AW20(2代目)> 発売開始時期;1989年10月

※ MR2=ミッドシップ ランナバウト 2シーター
ミッドシップで小型の2シーター車 と言う意味

初代・MR2(AW11)の直線基調デザインから、
1980年代中盤から流行りだした丸みを帯びた抑揚のあるデザインに変更。
初代から引き続きリトラクタブルヘッドライトを採用した低いフロントノーズから、
滑らかに描くボディラインが躍動感を醸し出します。

ボディはひと回りデカくなり、全幅1,695mm/車重1,200kg超に。
でも、その分搭載エンジンは…、
2.0リッター ツインカム16バルブ(3S-GE)
2.0リッター ツインカム16バルブ ターボ(3S-GTE)
と、パワーUP!

ただ、評価の悪かったハンドリング性能を改善するため、
1991年12月のマイナーチェンジで足回りを徹底的に強化。

タイヤサイズも…、
前;195/60R14 → 205/55R15
後;205/60R14 → 225/50R15
にサイズUP

同時期に登場して、同じ3S-GTE型エンジンを搭載した
T180・セリカ GT-FOURとは、
ミッドシップ vs 4WD でどちらを選択するか個人の趣味で分かれました。

次点…<AW11(初代)> 発売開始時期;1984年6月

小型(全幅1,665mm)軽量(約1,000kg)ボディでデビュー。
当時、国内では珍しいミッドシップのポーツカーってことで大注目され、
流行のリトラクタブルヘッドライトを採用し、
直線基調の低くてコンパクトなボディは滅茶苦茶カッコ良かったです。

搭載エンジンは…、
1.6リッター ツインカム16バルブ(4A-GELU)
と、1986年8月のマイナーチェンジで
1.6リッター ツインカム16バルブ スーパーチャージャー(4A-GZE)
を追加。

軽量ボディをハイパワーエンジンでキビキビ操るイメージです。

当時、ターボチャージャーはアクセルを踏んでから
ターボチャージャーが働きだすまでにタイムラグがあり、
その点、スーパーチャージャーはアクセルレスポンスに優れる。
と、言うことで開発が進んでいました。

なお、4A-GZE型エンジンはAE92・レビン/トレノ(1987年登場)にも搭載。
トヨタの過給機の考え方としては…、
レスポンス重視の1.6リッターはスーパーチャージャー
パワー重視の2.0リッター以上はターボチャージャー
って感じですかね…。

ただ、スーパーチャージャーエンジンのもう一つの使い方として、
2.0リッターエンジンでワンランク上の余裕を持たせるために
使用した例もあります。

例) GX81・マークⅡ三兄弟(1988年登場)の2.0リッターモデルなら…、
スポーツグレードのGT系にはターボエンジンを搭載
ラグジュアリーグレードのグランデGにはスーパーチャージャーエンジンを搭載
と、走りに余裕を持たせるためスーパーチャージャーを使用する例もあり。

ただ、マイナーチェンジでスーパーチャージャー搭載エンジン(1G-GZE型)は
無過給の2.5リッターエンジン(1JZ-GE型)に換装され、
短期間でスーパーチャージャーエンジンは消滅しました。

ちなみに…、
1989年、ニッサン マーチ(K10型)にスーパーターボが登場。
低回転域はスーパーチャージャーで過給
高回転域はターボチャージャーで過給
と、ダブルで過給するモデルもありました。

最後に<MR-S>について…。
発売開始時期;1999年10月

過激な走りを演出していたMR2が、
走りは追求せず気楽にドライブするクルマに…。
そんなライトウエイト(約1,000kg)の2シーターオープンカーに
生まれ変わったのがMR-S。

※ MR-S=ミッドシップ ランナバウト スポーツ

搭載エンジンは1.8リッターのノンターボ(1ZZ-FE)。
そう、同時期に登場したT230・セリカに搭載された
スポーツツインカム(2ZZ-GE)じゃない方の
パワーを抑えた実用域重視のツインカムエンジン。

デザイン的には、抑揚感の無いボディにデカいヘッドライト。
と、好きになれませんでした。

ライバルとなるのは同じライトウエイトの2シーターオープンである…、
マツダ ロードスター
ホンダ S2000

そして…、
次期型のミッドシップカーモデルも、
スポーツカースタイルのクーペモデルも無いまま、
MR-Sは2007年9月で販売終了。
これでトヨタは、2012年にトヨタ86が登場するまで
2ドア(3ドアハッチバックを含む)クーペが一時期消滅することに。

※ レクサスブランドの2ドアクーペについて
2010年、レクサスSC(元・ソアラ)が終了
2010年、レクサスLFAが限定販売で登場(2012年で終了)
2014年、レクサスRC登場
2017年、レクサスLC登場でクーペは2モデルに
しかし、次モデルはRCとLCが統合され1モデルになるという噂も

さて、MR-S終了から約20年。
セリカ同様、MR2も復活の噂が聞こえてくる今日この頃ですが、
また、スポーツカーブームが来たりして…。(^^)


参考)
1980年~2020年 スポーツカー冬の時代に消えていった
主な2ドア(3ドアハッチバック含む)スポーツモデル

1983年
ニッサン・ブルーバード 2ドアハードトップ

1985年
トヨタ・カリーナ リフトバッククーペ

1989年
スバル・レオーネ クーペ
トヨタ・コロナ クーペ(←2ドアハードトップ)

2000年
ミツビシ・コルディア(←ランサーセレステ←ギャランクーペFTO)
(→北米;エクリプス)

1992年
ニッサン・レパード

1993年
いすゞ・ジェミニ クーペ

1995年
いすゞ・ピアッツァ/PAネロ(←117クーペ)
マツダ・オートザム AZ-1

1996年
トヨタ・セラ
ホンダ・レジェンド クーペ
マツダ・ユーノスコスモ
マツダ・MX-6(←カペラC2)
スバル・アルシオーネSVX(←アルシオーネ)
ホンダ・ビート

1998年
マツダ・ユーノス プレッソ/オートザム AZ-3
スズキ・カプチーノ

1999年
ホンダ・CR-X
ニッサン・180SX
ニッサン・ルキノクーペ(←NXクーペ/サニーRZ1/エクサ)
トヨタ・カレン
トヨタ・MR2
トヨタ・サイノス

2000年
ミツビシ・ミラージュ アスティ
トヨタ・カローラレビン/スプリンタートレノ
スバル・インプレッサ クーペ
ミツビシ・FTO

2001年
ホンダ・プレリュード
ミツビシ・GTO(←スタリオン←ギャランラムダ)

2002年
トヨタ・スープラ
ニッサン・シルビア

2003年
マツダ・RX7

2005年
ホンダ・NSX(初代)

2006年
トヨタ・セリカ

2007年
ホンダ・インテグラ
トヨタ・MR-S

2009年
ホンダ・S2000

2010年
レクサス・SC(←トヨタ・ソアラ)

2012年
レクサス・LFA

2016年
ニッサン・スカイライン クーペ